2007年12月23日日曜日

恒例の冬至の日のゆず湯 071222


今年の冬至は、一日雨降りでした。毎年、冬至の日には、ゆず湯をしています。

数年前から、利用者のお宅でなったゆずを、たくさんいただいています。

五階の大浴場にいっぱい浮かべれば風情があるのですが、つぶれて中味が出たり、ゆずをみかんと間違って食べようとする方もいて、洗濯ネットに入れて、浮かべています。

これでも、ゆずの香りが浴室に漂い、ゆずの成分が湯に染み出て、「無病息災」の効果はあるはずですね。

★「伝次郎のカレンダー」というブログより引用
ゆず湯に入ると肌がスベスベになる美肌効果があったり、冷え性やリュウマチにも効くし、体が温まってカゼをひかないとも言われています。
 これらの効能は、ゆずに含まれている芳香成分――精油の働きによるもの。ゆずの精油にはピネン、シトラール、リモネンなどの物質があって、これらは新陳代謝を活発にして血管を拡張させて血行を促進。ノミリンなどには鎮痛・殺菌作用があるので、体が温まり、カゼも治るのです。
 また、ゆずにも含まれているビタミンCが肌にいいことは広く知られており、リモネンは皮膚に膜を作って、肌の水分を逃がさないようになっています。みかんの汁が目に染(し)みた!という経験が誰にも少なからずあるだろうけど、実はこのリモネンが原因です。
 他にも香りのいいゆず湯はアロマテラピーのリラックス効果も期待できます。
 でも、ちょっと待ってください、何故、冬至に風呂なのでしょうか。
 この答えは「とうじ」という言葉にあるのです。
 冬至の読みは「とうじ」。というわけで、湯につかって病を治す「湯治(とうじ)」にかけています。更に「柚(ゆず)」も「融通(ゆうずう)が利(き)きますように」という願いが込められているのです。
 5月5日に「菖蒲(しょうぶ)湯」に入るのも、「(我が子が)勝負強くなりますように」という、ゆず湯と同じ「願かけ」なのです。

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