昨年四月から、それまでの、木曜日・金曜日だけでなく、月曜から土曜まで、毎日午後1時から30分程度、体操教室を開いています。
内容は、介護予防のテキストから椅子に座ってできるものを選んで、全身調整体操とストレッチ体操を行っています。
指導は、木・金はリハビリ職員、それ以外は、通所の遅出の介護職員が交代で行います。毎回、30名から40名の参加者があり、盛況です。
体操の後は、チーフマネージャーの大熊が、健康づくりの講話を10分程度行います。
■ 体操教室の様子
★ 動画 ストレッチ体操
http://jp.youtube.com/watch?v=FX_ymF-5CmE
★ 動画・静止画 転倒防止タオルギャザー
http://jp.youtube.com/watch?v=gVXNnO3AV1M
この一年、毎日1時からの体操教室はすっかり定着しましたが、最近、新しく「転倒予防」の観点から、よく転がる小さなボールを取り入れた「特別教室」を月に一度開催しています。30名くらいが円陣を組んで、直径5センチ程度のよく跳ねる「スーパーボール」を10個程度、足で転がすというゲーム的要素の強い運動を行います。あちこちの方向からやってくる色鮮やかなボールを足の裏でパッと受け止めて、また前の人に勢いよく蹴り出すわけです。油断すると後ろに逃がしてしまうので、視覚から入る情報で足をスムーズに操る運動神経が素早く反応する力が試されます。楽しみながら、転倒予防の効果もある運動ではないかと考えています。
★ 動画 円陣ボール転がし
⇒ http://jp.youtube.com/watch?v=o_tfjbZqZyI
2008年3月31日月曜日
2008年3月28日金曜日
介護スタッフ向けにインシデントプロセス法による公開勉強会を開きました
ライフタウンまびでは、市の委託を受けた倉敷市真備高齢者支援センターを併設しています。
高齢者支援センターは全国的には地域包括支援センターと呼称しており、保健師・社会福祉士・主任ケアマネージャーの三専門職種が勤務してます。
地域包括支援センターの役割のひとつとして、主任ケアマネージャーによる、地域の支援困難事例への指導・助言や地域でのケアマネージャーのネットワークづくりがあります。
私どもは、そのような役割を少しでも推進するために、二年前のこの時期、地域包括支援センターのオープン準備として、三回シリーズの公開勉強会を開催しました。
今回も、ひきつづき、以下のような方針で、公開勉強会を開催しました。
★受身の講義ではなく、グループでの演習を中心に行います。
★参加者がそれぞれに持っている知識や情報、経験、そして、現場で抱えている問題を共有しあい、参加者どうしが教えあい、共に学んでいく関係づくりを重視します。
★学びの場を通して、真備地区とその周辺での要支援・要介護者に対する地域ケアのネットワークづくりを推進します。
●日時 2008年3月12日 水曜日 18:30~20:30
今回は、外部の方10名、ライフタウンまびの職員12名の22名が参加し、4つのグループに分かれて演習が行われました。
■今回のインシデントの概要
今回は、上のような短い事例(インシデント)をもとに、参加者で、この方の生活全体の解決すべき課題を見つけ出し、援助計画を立てるためには、どのような「情報」が必要かを話し合い、その、質問事項を模造紙にマップとして書き出してもらいました。
■グループ討議の様子
■アセスメントマップ 知りたい情報
それをもとに、各グループから、事例提供者に質問し、そこで得られた情報を、色を変えてマップに書き込んでいきます。
■ アセスメント・マップ 事例提供者との質疑応答後
このような情報収集をもとに、また、各グループで、援助計画を立てて、もう一枚の模造紙に、これもマップで書き出していきます。
最後に、この援助マップを全体で発表しあって、事例提供者からコメントをもらいます。
■全体発表の様子
事例研究法としては、このようなインシデントプロセス法とは別に、「一般事例研究法」というのがありますが、これは、事例提供者がそのケースについての情報を網羅的に用意し、計画も示した上で、議論してもらうため、準備も大変だし、あまり介護現場の実際の動きとは似ていません。
ちょっとした問題が起きた場合、考えられる原因を「仮説」として立てて、その仮説を検証するための必要最小限の情報を収集する。また、解決策をたて、それをやってみてモニタリングするという、現場での動きをトレーニングするには、このインシデントプロセス法による事例研究が適していると思われます。
さらに、このような事例の検討をチームで、模造紙やホワイトボードにマップを作りながら、みんなの知恵を集めていくやり方も、現場で活用できる方法です。
このような、介護現場の「現場力」をアップする研修を、今後も定期的に開催させていただきます。
奮ってご参加ください。
高齢者支援センターは全国的には地域包括支援センターと呼称しており、保健師・社会福祉士・主任ケアマネージャーの三専門職種が勤務してます。
地域包括支援センターの役割のひとつとして、主任ケアマネージャーによる、地域の支援困難事例への指導・助言や地域でのケアマネージャーのネットワークづくりがあります。
私どもは、そのような役割を少しでも推進するために、二年前のこの時期、地域包括支援センターのオープン準備として、三回シリーズの公開勉強会を開催しました。
今回も、ひきつづき、以下のような方針で、公開勉強会を開催しました。
★受身の講義ではなく、グループでの演習を中心に行います。
★参加者がそれぞれに持っている知識や情報、経験、そして、現場で抱えている問題を共有しあい、参加者どうしが教えあい、共に学んでいく関係づくりを重視します。
★学びの場を通して、真備地区とその周辺での要支援・要介護者に対する地域ケアのネットワークづくりを推進します。
●日時 2008年3月12日 水曜日 18:30~20:30
今回は、外部の方10名、ライフタウンまびの職員12名の22名が参加し、4つのグループに分かれて演習が行われました。
■今回のインシデントの概要
今回は、上のような短い事例(インシデント)をもとに、参加者で、この方の生活全体の解決すべき課題を見つけ出し、援助計画を立てるためには、どのような「情報」が必要かを話し合い、その、質問事項を模造紙にマップとして書き出してもらいました。
■グループ討議の様子
■アセスメントマップ 知りたい情報
それをもとに、各グループから、事例提供者に質問し、そこで得られた情報を、色を変えてマップに書き込んでいきます。
■ アセスメント・マップ 事例提供者との質疑応答後
このような情報収集をもとに、また、各グループで、援助計画を立てて、もう一枚の模造紙に、これもマップで書き出していきます。
最後に、この援助マップを全体で発表しあって、事例提供者からコメントをもらいます。
■全体発表の様子
事例研究法としては、このようなインシデントプロセス法とは別に、「一般事例研究法」というのがありますが、これは、事例提供者がそのケースについての情報を網羅的に用意し、計画も示した上で、議論してもらうため、準備も大変だし、あまり介護現場の実際の動きとは似ていません。
ちょっとした問題が起きた場合、考えられる原因を「仮説」として立てて、その仮説を検証するための必要最小限の情報を収集する。また、解決策をたて、それをやってみてモニタリングするという、現場での動きをトレーニングするには、このインシデントプロセス法による事例研究が適していると思われます。
さらに、このような事例の検討をチームで、模造紙やホワイトボードにマップを作りながら、みんなの知恵を集めていくやり方も、現場で活用できる方法です。
このような、介護現場の「現場力」をアップする研修を、今後も定期的に開催させていただきます。
奮ってご参加ください。
2008年3月2日日曜日
戦前の雛人形を展示しています
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