2012年10月3日水曜日

現場での学び力を高める取り組み

ライフタウンまびでは、
介護現場で、働きながら、学び、専門職の資格を取り、さらに日々の業務の中でそれに磨きをかけていくことができる、そんな職場を目指しています。


 私たちの職場では、専門の養成機関を卒業して介護福祉士として新卒で入ってこられる方以外に、異業種・異分野から入られて、三年間の実務経験で、介護福祉士の資格を取ったものが多数働いています。
 常勤職員は、ほとんどが有資格者で、パートの方でも実務経験期間をクリヤーすれば、自発的に勉強して資格を取っています。


 以下の動画のように、様々な委員会や研修企画チームが、計画を立てて、レベルの高い職場研修を実施しています。




2012年10月2日火曜日

2012年度の転倒予防教室 報告


2012年度の真備高齢者支援センター主催の転倒予防教室に、大熊正喜か講師として参加しました。
今年度のコースの特色は
● 太極拳の入門実技を取り入れた
● 転びそうになったヒヤリハット体験を参加者に出し合っていただいた。
● 身体面・環境面の総合的な転倒リスクの自己チェックのチャートを作成した。
ということです。
大熊の朝礼での報告を動画で掲載するとともに、教室の様子を次に画像で載せます。




太極拳がなぜ転倒予防に有効かについて、解説したスライドを掲載します。
2002年に全米老年学会が世界中の転倒予防論文を総括した結果、世界中の転倒予防研究で一致して、最も効果があると認められたのは、太極拳だと言われています。






転倒予防で太極拳とともに大切なのは、普段使っていない筋肉を刺激して、「活動力」を上げることです。活動力とは、単に筋力のみではなく、遠くまで歩けるようになる、歩くのが速くなる、坂道が登れるようになるといった力です。
これには、パワーリハビリテーションの器械トレーニングとともに、ラジオ体操、フラメンコや日本舞踊、民謡などの踊り、様々な健康体操が効果があります。
この点については、秋の転倒予防教室で紹介していきます。

次回は、2012年10月16日 10:30~12:00  ライフタウンまび 大会議室にて
お申し込みは、
真備高齢者支援センター  栗尾さんまで   086-698-9000(代表)


2012年7月23日月曜日

今年も倉敷成人病センターのチームでOh代官ばやし踊りに参加


2012年7月21日 土曜日、倉敷市駅前通りで開かれた倉敷天領夏祭りのメインイベント、Oh代官ばやし踊りに今年も職員が参加しました。倉敷成人病センターのチーム約100名の中に入り、練習の成果を本番でも発揮しました。

2012年7月9日月曜日

新人を職場に受け入れたら、偏愛マップ・コミュニケーション

偏愛マップとは、一枚の白紙に自分の好きなもの、好きなことを地図=マップのようにキーワードを散らして書いていくもの。
明治大学の齋藤孝氏が考案して、ライフタウンまびでは7年前から、新人を職場に受入た時に、みんなで集まって自分の偏愛マップを描いてそれを元に自己紹介しあっている。
自分の好きなもの・好きなことを具体的に書きだしていくと、その人の生活の拡がり、人となりが良くわかる。
介護と言う仕事は対人援助の他の仕事同様、専門性のベースにある豊かな人間性が仕事の中に自然に出てくるもの。多様な個性がぶつかり合いながらチームとしてひとつの方向を目指すには、互いに其々の持ち味を理解し合うことがとても大切であり、偏愛マップを元にした相互理解のコミュニケーションは、そういうことを促進すると考える。

写真は、2012/7/6 金曜日の夕方、中途採用・本院からの移籍職員を迎えて行った偏愛マップ演習の様子。




動画は、2年前の新卒者を迎えた研修の様子。



2012年7月2日月曜日

朝礼で交通事故防止のための危険予知訓練



通所リハビリや短期入所の送迎で毎日10台以上の車両が施設周辺を走り回っている老健施設では送迎中の交通事故の防止も大きな課題。15年間で同乗の利用者に怪我を負わせるような大事故も経験している。

事故防止の取り組みは、安全委員会を中心に行われているが、前職の経験を活かして安全運転管理者のサブをしているリハビリ助手の新川秀人が毎月標語を決めて月初めに朝礼で説明し、掲示しておくと同時に、毎週月曜日に唱和している。

今月の標語は
『かもしれない、危険予知して安全走行、よし!』

朝礼での様子を動画で掲載する。







2012年1月4日水曜日

新年のご挨拶



このブログを見ていただいている皆様
少し遅くなりましたが
明けましておめでとうございます。

倉敷市真備地区は写真のとおり穏やかな元旦を迎えました。
雲の隙間からの御来光を施設の窓から拝みました。

入所者は毎年恒例で
玄関ホールに設置された新春記念撮影セットで記念写真を撮り
絵馬に今年の願いをそれぞれに書きとめ
おせち料理を召し上がりました。
通所の利用者も3日からスタート。
今年は、5月に100歳を迎える利用者があり
100歳超の利用者が5人に増えます。

昨年は東日本が大きな災害に見舞われ
原発事故は目に見えない放射性物質を未だに出し続けています。
一瞬にして何万人もの命を奪った津波の恐怖を思う時
今日一日、無事平穏に送ることのできる有難さを
しみじみと感じます。

被災された皆様に思いをはせながら
利用者の皆さんとともに
一日一日を大切に
目の前のなすべきことに心をこめて
365日間、歩んでいきたいと思います。

皆様のこの一年も
ささやかで小刻みな幸せに
満ちたものとなりますように
お祈りいたします。

年頭に当たって
それぞの「今年の抱負」を語り合う研修を実施しましたので
動画でお送りします。

2011年11月3日木曜日

認知症介護指導者養成研修の報告 大熊明美



ライフタウンまびの理学療法士・リハビリ主任の大熊明美が、認知症介護研究研修仙台センターで開催された平成23年度第一回認知症介護指導者養成研修を修了しました。これは、岡山県の老人保健施設協会の推薦で岡山県が公費で派遣したものです。前期仙台センター宿泊研修3週間、自施設に帰っての実習4週間、後期宿泊研修2週間という長い研修でした。
 この中で、自施設での実習を後期に仙台センターで発表したものを、職場に帰って報告したので、ここに掲載します。











■ アンケートの設計
( 男・女 /認知症介護の経験年数   年)

認知症高齢者に対する日々のケアについてお答えください。
当てはまるものに○をお付けください。

四択=========================
●そう思う → 4
●どちらかといえば、そう思う → 3
●どちらかといえば、そう思わない → 2
●思わない → 1
==============================

■ 質問

1 いっしょの世界に住んでいる人として、当たり前の作法で話をし、行動することについて
2 (認知症の人の)周りで起きていることを伝えて、わかりやすく説明することについて
3 ケアは、一方的に提供されるものではなく「ともに行う」ものであるといった視点を持つことについて
4 自由な発想や想像力を使って、楽しむことについて
5 求めに応じて手を握る、足をさするといった行動が自然にできること
6 ちょっとした出来事を素直な気持ちで、いっしょになって心から喜びあう気持ちを持つこと
7 心身ともに安らかであること
8 共感を持って理解すること
9 自身の感情をコントロールし、いつも変わらない態度で受け止め、安心感を抱いてもらうこと
10 (認知症の人の)動作や表情の意味することをいっしょに探り、創り出していき、なにかができるようにサポートすること
11 (認知症の人が)創造的な活動ができるように促すこと
12 (認知症の人が)人のために何かをしてあげるようにできること
13 自ら得た情報、洞察、ヒントを参考にして、想像力と創造力を働かせて、自ら考えること
14 「その人なり」を知るための、情報収集をすること
15 想像力、創造力、洞察力を意識すること
 
■ 仙台センターでの発表抄録

「その人の能力にあったその人の望む生活」の視点
-アセスメントについて-

        報告者:大熊明美・所属:岡山県

●目的
アセスメントについての意見交換会とアセスメント表を作成する検討会を通じて、職員のアセスメントの視点を認知症高齢者の「できることやしたいこと」に向け、「その人の能力にあった、その人の望む生活」への視点が広げられるようにする。

●方法
ケアワーカーを対象にBS法を用いたアセスメントに関す意見交換会とアセスメント表を作成する検討会を実施し、アセスメントに対する意識の変化をアンケートにて確認した。
意識の変化を確認するための情報収集の手段として、「日々のケアにおける望まれる資質(心掛け)」についてのアンケート調査を行った。分析方法として、①現状把握として、1回目のアンケートからケアワーカーの日々のケアにおける心掛けに対する意識の確認を行った。また、②意見交換会と検討会の前後におけるアンケート結果を比較して、アセスメントに対しての意識の変化を確認した。アンケート内容は、パーソン・センタード・ケアの「認知症に携わる人に望まれる資質」を参考に15項目を作成し、最後に記述式を加え16項目とした(添付資料1)。意見交換会は、テーマを「アセスメントについて」のBS法とした。検討会では、アセスメントの視点を認知症高齢者の「できることやしたいこと」に向け、「その人の能力にあった、その人の望む生活」へ視点が広げられるような具体的な体験とするため、「(自分たちにとって)快適な暮らしに絶対必要なものについて」のBS法とした。

●結果
結果①の図1より、平均値が3.0以上の項目は、「尊重」「気持ちを汲む姿勢」「共に楽しむ」「心の距離と実際の距離「共に喜び合う」「心と身体のゆとり」「共感と理解」「サインの理解」「行動の支援」であった。「認知症に携わる人に望まれる資質(心掛け)」として15項目中9項目が「している、どちらかといえばしている」傾向にあった。平均値が2.9以下の項目は、「相互理解」「安心感」「活動の促し」「自ら考える姿勢」「情報収集」「想像と創造と洞察」であった。15項目中6項目については、「していない、どちらかといえばしていない」傾向にあり、その内の3項目「自ら考える姿勢」「情報収集」「想像と創造と洞察」はアセスメントに関する項目であった。
結果②の図2より、「アセスメント」についての検討会を実施する前の記述回答では、「していない」「不足している」等の指摘や「特にない」「今のままでよい」やといった意見があった。しかし、意見交換会と検討会を実施した後の記述回答では、「したい」「しようと思う」「していきたい」といった意見があった(添付資料2)。図3より、「していない、どちらかといえばしていない」傾向にあった「自ら考える姿勢」「情報収集」「想像と創造と洞察」のアセスメントに関する項目は、アセスメントについての意見交換会と検討会を通じて、3項目ともに平均値が上がった。

●考察
結果①の平均値が高かった9項目はケアの実践技術に関する資質として捉えることができる項目であった。これらの項目の平均値の高さは、実践技術に対する望まれる資質(心掛け)が高く、日々のケアにおいて「その人の能力にあった、その人の望む生活」の視点を持つ傾向にあると考えられる。しかし、「自ら考える姿勢」「情報収集」「想像と創造と洞察」といったアセスメントに関する項目は、日々のケアの中においては心掛けられておらず、十分な活用に至っていない傾向にあったと考えられる。
結果②からは、「アセスメント」に対して消極的で苦手意識があり、「アセスメント」の実施が義務的に行われていると考えられた。しかし、意見交換会と検討会を通じて、アセスメントの3項目について変化がみられたことは、「アセスメント」に対する自発的で前向きな姿勢と意欲的な取り組みを行おうとする意識の変化であると考えられる。また、BS法によって、既存のアセスメント表に望む生活の視点を持った項目が追記され、視点の広がりが確認できたと考えられる。(添付資料3)

●今後の計画
今後の課題として、自施設における「アセスメント」についての充実を図ることがあげられる。また、認知症高齢者の「その人の能力にあった、その人の望む生活」をするためには「アセスメント」だけではその解決に至らない。このため、「基礎知識」や「ケアの実践技術」の充実をも含めた取り組みを行い、認知症高齢者に対するケアの質の向上を目指す必要がある。

■動画  朝礼にて報告